Search Market Analysis Tool KWTOOL

用語説明

「検索市場」

検索市場とは”セグメント”である。

「検索市場」とは、ある言葉で情報検索を行うユーザー群のことです。同じ言葉を使って検索する人々はニーズが近似している傾向が強いことから、マーケティング実務上はこれを「セグメント」とみなしてターゲティングに応用する事ができます。

非ターゲットの除外

特定の業種から検索市場を眺めると、ターゲットとは思えないような検索者が混じっていることがあります。例えば巨大な検索市場のひとつである「カード」市場をご覧ください。金融系カードを探し求めているらしき検索者に混じって、「ポケモンカード」「図書カード」などという別の目的らしき検索者が含まれています。クレジットカード会社の方々からみると、これらはターゲット顧客とは考えられません。このように検索市場には、様々なニッチニーズをもったユーザーが含まれていますから、自社にとって不要と感じられる検索語を丁寧に取り除き、より濃いユーザープールにしていかねばなりません。

KWTOOLでは見つからない検索市場

KWTOOLは現在、経済規模が大きな市場から順に、より詳しい調査を進めています。このため、経済規模が小さな検索市場については、順次、データをご用意して参ります。

「経済規模」

「経済規模」は、商材価格、検索数、PPC広告クリック単価、企業業績の動向などが総合的に勘案されて算出されています。この指標が大きい市場ほどWeb上での商取引の規模が大きい傾向があります。
集計方法は全く異なっていますが、Web上におけるGDPのようなものにあたるとお考えください。

「震度」

「震度」は、オーガニック検索順位がどれくらい大きく変動したかを示します。地震の震度と同じく、「7」が最大値になるように調整されています。Googleがアルゴリズム更新を行うと、数日後に大きな震度が表示される傾向があります。各サイトの順位にどれくらい大きな変化が生じたかを推察するのにお役立てください。

「テール」

「テール」という言葉は「ロングテール」からきています。
一般的には、ロングテール数が多い市場ほど市場が成熟し、ニーズが多様化している傾向があります。
例えば、健康食品の市場規模を比較したページをご覧ください。

「黒酢」や「青汁」が700テール程度の規模であるのに対し、「コラーゲン」や「酵素」などは、1000テール以上もの規模になっています。
後者のほうが、より多くの用途や商品が認知されている可能性があると考えられます。
このようなロングテールリッチな検索市場において、WebディレクターがSEO対策やサイトリニューアルなどによって網羅的に対策しようとする場合、より慎重な計画が必要になります。
具体的には、まず、膨大な種類のロングテール群の中から、特に有望なロングテールだけを抽出し、自社だけのロングテールプールを構成します。

次に、その濃いプールにおいて、特に高いオーガニックシェア(総CTR)を得ている競合サイトの配下ページを特定し、自然文の構成力と被リンク関係をみていきます。
もし初期段階において、自社のサービスラインに適合した濃いロングテールキーワードプールを構成できなければ、このように的を絞りこんだ競合分析を行うことができず、必要な武装量を見出すことができません。
以上のような背景から、ニーズの多様化が進んだロングテール規模の大きい市場ほど、より綿密なニーズ系統の取捨選択が重要になってくるわけです。

「総検索数」

「総検索数」は、日本国内で発生したほぼ全ての検索数を独自技術で推計したものです。 ヤフー、グーグル、Bingだけでなく、その他の検索エンジンについても対象になっているため、恐らくキーワードツールとしては、国内で最も実態に近いデータをご覧いただけます。
デバイスについては、パソコン、スマートパッド、スマートフォンが対象になっており、いわゆるガラケーは省かれています。
これらを実現するための人的調査、テクノロジー、推計方法等は非常に複雑で企業機密にあたるため、お問合せ頂いてもご説明できませんので予めご了承ください。

「オーガニックシェア」

「オーガニックシェア」とは、サイトが自然検索結果エリア(SERPs)において、どれくらいのクリック数を検索需要に対して専有できているかを示す最も俯瞰度の高い指標です。いわば、SEO力の総合評価指標といってもよいでしょう。
一般的な「SEO対策」では、1つ1つの検索キーワードごとの順位に焦点があてられます。このため、「あの検索語では何位、この検索語では何位・・・」などと、検索語ごとの個別状況を説明しなければならず、検索実需全体に対してどれくらいのシェアを獲得できているのかについて、一言で言い表すことができません。
これは経営層からみて、手段(SEO対策等)と目的(収益確保)との関係が判りにくいと感じる要因にもなっています。

これに対して「オーガニックシェア」は、特定の検索市場に含まれる全ての検索キーワードから獲得した全てのクリック数が推計対象になっており、その結果、検索需要全体に対する総クリックスルーレートを総合的に示します。
KWTOOLでは、オーガニックシェアの集計対象になった検索キーワードを「競合分布」という画面でいつでもご確認いただくことができます。

「競合分布」画面例

https://kwtool.co/profile/2865d88c-8b45-4d16-8881-bb4446011542/chart

競合アクセス数調査ツールとの違い

競合サイトのアクセス数を調査できるツールとしては、イスラエルの『SimilarWeb』や、米国の『compete』などが有名です。これらの既存ツールが示すサイト別アクセス数と、KWTOOLが示すサイト別オーガニックシェアとは非常に大きな違いがあります。
それは、既存ツールには「検索市場」という概念がなく、KWTOOLのデータは、”市場別に整理されている”という違いです。ほとんどの企業は、市場別データがあれば、高い精度で自社サービスと照らし合わせることができます。市場別に目標CTRや目標CVRを立案したり、オーガニックシェアが高い競合サイトを見つけてコンテンツ配備の手法を学ぶこともできます。データが市場別に整理されていなければ、いくら精緻なデータが見せられたとしても、これらのような実務に応用することができないのです。

アクセス解析ソフトとの違い

Google Analyticsに代表されるような、いわゆるアクセス解析ツールの最大の弱点は、たまたまサイトに飛び込んできたユーザーだけを分析対象にしている点にあります。つまり、分子については計測できるのですが、分母となる「市場規模」についての情報がありません。
一方のKWTOOLは、”市場分析ツール” です。アクセス解析ツールに不足している市場に関するデータを補う役割を果たします。具体的には、どの検索市場にどれくらいの検索人口がいるのか、という分母情報を得ることができます。
分母さえあれば、アクセス解析ツールが計測してくれた分子(ユニークユーザー数)と合わせることによって、自社のマーケットシェアを推定できます。つまり、自社サイトが獲得した流入数(分子)が、潜在需要(分母)に比べて多いといえるのかを明確にできるわけです。
例えばKWTOOLで「マンション」市場をご覧になってみてください。これは、月900万件以上も検索需要がある巨大市場です。自社が運営するマンション情報サイトに、「マンション」検索者からの流入が5万件しかなかったとしましょう。これを月900万件という分母と照らし合わせるとオーガニックシェアはわずか0.4%です。これですぐ、「ぜんぜん足りない!」という判断を下すことができます。
ちなみに、この市場でトップシェアをもつ『SUUMO(スーモ)』のオーガニックシェアは14%以上もあります。自社サイトとの差は35倍です。この35倍の差を何年かけて縮めていくのか。これが数字計画の根幹的な出発点になります。このような市場データをもたないアクセス解析ソフトだけでは、このような実務イメージに繋がらないのです。

有利差異・不利差異

KWTOOLが示唆するあなたのサイトの流入量が、アクセス解析ソフトによって計測された流入量を下回っていたら、それは非常に喜ばしいことです。恐らく、検索結果に表示されたタイトル文やスニペットがよほど適切だったか、リスティング広告が少なくて統計値より多めにオーガニックエリアへの流入が起きたのか等のプラス要因が考えられます。
逆に、不利な差異があった場合には、上記と逆の現象が起きている可能性があります。何らかの改善をするか、売上予測を現実的な値に下方修正するなどの対策が必要になります。

企業業績や粗利率への影響

Web事業単体の収益確保の視点からみると、オーガニックシェアが高いサイトほど粗利率が大きくなる傾向があります。これは、そのようなサイトがPPC広告への依存度が低く、販売費を抑えやすい傾向があることに起因します。逆に、オーガニックシェアが低いサイトは、慢性的にPPC広告への依存度を高めやすく、粗利率が低くなる傾向があります。
たとえば2010年頃からロングテールSEO対策の強さで注目されたリブセンスという上場企業は、2013年後半から2014年前半にかけて「アルバイト」市場におけるオーガニックシェアを大きく低下させました。これによって、もともと総売上の5%程度だった販売費が20%近くまで跳ね上がってしまい、同社の利益を大きく圧迫したのです。これは、オーガニックシェアの重要性を痛感させられる印象的な出来事でした。

「サイト」

「サイト」列には、各サイトのトップページのタイトル部分が表示されます。これは、KWTOOLが、ページ単位ではなくドメイン単位でオーガニックシェアを集計しているためです。稀にサイトの構造によっては、下層ページのタイトルが表示されることもあります。
尚、KWTOOLが計測できないサイトは表示されません。市場規模に対し、オーガニックシェアが0.01%を下回るようなサイトは、現在のところ計測されない仕様になっています。

検索窓の使い方

検索窓の下には6種類の検索キーが並んでいます。1つ1つ詳しくご説明いたします。

関連市場

関係が深い他の検索市場の核ワードを表示します。
商品やサービスの近似度、業界用語、共起語などを独自のアルゴリズムで多角的に計算し、その結果をスタッフが目視によってチェックしながらチューニングを繰り返すことにより、定評ある高い精度を実現しています。

含有市場

同じ文字列を含む他の検索市場の核ワードを表示します。

ロングテール

同じ文字列をロングテールに含む検索市場の核ワードを表示します。
すると、ロングテールに「seo」という文字列を含んでいる検索市場がたくさん表示されます。
具体的には、『ホームページ作成』『Google』『ショップ開業』などの検索市場です。
これらの検索市場には例外なく、「seo」という文字列が含まれています。
それらの検索市場名をクリックして「競合分布」画面をご覧いただくと、列挙された多数のロングテールキーワードの中に「seo」という文字列があることをご確認いただけます。

カスタム市場

現在、開発中です。

ドメイン

サイト名やドメインを検索できる機能です。